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2020年度に小学校で導入されるプログラミング言語Scratch(スクラッチ)って?

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来年、2020年度より小学校にプログラミング教育が必修として導入されます。文部科学省のサイトでは、「小学校プログラミング教育に関する研修教材」の中で利用するプログラミングソフトの1つに、Scratch(スクラッチ)を取り入れています。初めて学ぶプログラミングソフトがこのScratchになります。

Scratchは、実は日本発ではなく、2006年にアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ・ライフロングキンダーガーテングループが開発したプログラミング言語で、プログラミングの初心者を対象に、正しい構文を覚えなくてもビジュアル重視でプログラミングを体験できるように開発されています。アメリカで作られたため、当初、英語仕様となっていましたが、40か国語以上に対応でき、現在では150か国以上の国や地域で利用されています。もちろん、日本語も対応しています。さらには、「にほんご」というひらがな読みでの対応も可能。子供たちが楽しく学べるように作られています。

 

Scratchは、基本的には子供向けのプログラミング言語として作られています。海外の多くの学校で取り入れられており、特にアメリカはSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematicsの頭文字)教育の一環としてプログラミングを取り入れているため、そこでScratchは幅広く利用されています。そして、私たちの国、日本でもたくさんのスクールでこのScratchは導入されており、非常に人気のプログラミング言語となっています。

 

学校教育でのプログラミング導入の背景とねらいとは?

プログラミング教育の成績評価はどうなっている?

Scratchを利用したプログラミング検定でスキルをはかってみよう!

まとめ

 
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学校教育でのプログラミング導入の背景とねらいとは?

小学生からのプログラミング教育が導入される背景には、次のような社会変化が挙げられています。

・情報化やグローバル化といった社会的変化 → 私たちの予測を超えて進展

・進化したAIが様々な判断を行ったり、身近な物の働きがインターネット経由で最適化されたりする時代の到来 → 第4次産業革命の到来(社会や生活が大きく変わる)

このような状況が、今後10~20年程度で進むといわれており、半数近くの仕事が自動化される可能性が高いと言われています。

文部科学省は、このような事態をそのまま受け流すのではなく、「予測できない変化を前向きに受け止め、主体的に向き合い・関わり合い、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための力を子どもたちに育む学校教育の実現を目指す。」とプログラミング教育導入の目標を明示しています。

また、プログラミング教育を小学校から導入することについて、今、私たちは家電や自動車など、コンピュータのおかげで便利で快適な生活を送ることができていますが、一方でそれがどのような仕組みで動いているのかは詳しく知りません。これからの子供たちは、「コンピュータはプログラミングで動いている」のだということを理解する必要があります。そして、その仕組みを知り、コンピュータを上手に使えるようになることが重要です。コンピュータを上手に活用できる力が、これからどんな職業に就くにしても必要になっていきます。

このように、知識を身に付け情報を上手に活用し、プログラミング的思考と技能を養い、コンピュータをよりよい社会に生かそうとする態度や人間力を養うことがねらいとなっています。
 
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プログラミング教育の成績評価はどうなっている?

「小学校プログラミング教育の手引き」では、成績や評価についてプログラミングを活用した授業教科の中で評価を行い、それだけで評定するものではないと書かれています。中でも工夫されたプログラミングを作っていたり、成長が目覚ましい生徒に対してもその評価を適切に伝えるということにとどまっています。

成績評価に関しては、どの程度のプログラミング的思考が育まれ、同等のスキルが身に付いているのか等は、なかなかわかりにくい点もあるのではないかと思います。これらを明確にするためのツールとして、次のような検定資格で、プログラミングの理解度をはかってみてはいかがでしょうか。

 

Scratchを利用したプログラミング検定でスキルをはかってみよう!

ジュニアプログラミング検定

まず1つ目に、ジュニアプログラミング検定という検定試験があります。Scratchを利用しプログラミングの理解度やスキルを計ります。子ども達の成長を段階的かつ客観的に明らかにすることで、自信や達成感につなげ、更なる目標に挑戦する意欲を育てることを目的としている検定資格です。ENTRY(4級)からGOLD(1級)の位置づけがあります。こちらは現在、当学院で講座を展開しており検定にチャレンジすることが出来ます。

 

日商プログラミング検定

つづいて、日商プログラミング検定についてご紹介したいと思います。こちらの検定もENTRYからEXPERTまでの位置づけがあります。小学生が目指しやすいのはENTRYレベルです。やはりScratchを利用した検定試験です。ENTRYレベルでは、プログラミングの「学び方」を学ぶという学習内容となります。

 

まとめ

今後、社会が大きく変わろうとしています。幼稚園から大学入試まで、学校の教育もすでに変わり始めています。プログラミングの分野がどんな学習になるのかは、なかなか想像しにくいところかと思いますが、主役となるお子様だけのお話ではなく、私たち大人も知識をしっかりと身に付け、サポートできるよう準備する必要があるかと思います。子供向けのプログラミング学習講座だけではなく、大人向けの学習講座も実施しています。気になる方はぜひ、当学院までお問い合わせ下さい!

2019年12月11日

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