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日本が誇るスーパーコンピュータ「京」

皆さん日本が誇るスーパーコンピュータをご存知ですか?日本が開発したスーパーコンピュータ「京」(けい)は、産業利用など実際のアプリケーションで用いられる共役勾配法の処理速度の国際的なランキングにおいて、2期連続で世界第1位を獲得しました。

スーパーコンピュータ「京」ってどれくらいすごいの?

なんと地球上の全人口で17日間かかる計算をたった1秒でしてしまいます。富士通は、理化学研究所と共同でスーパーコンピュータ「京」を開発しました。
「京」の計算能力は非常に高く、1秒間に「10ペタ(10の16乗)=1京回」(10ペタフロップス)の計算が可能です。これは、地球上の全人口(70億人)が電卓を持って集まり、全員が24時間不眠不休で1秒間に1回のペースで計算を続け、約17日間かけてようやく終わるほどの計算です。「京」はこれをたった1秒でやってのけてしまうという、とてつもなく速い計算能力を持っています。2011年にはスパコン性能ランキングである「Top500」で世界一を獲得しました。kyo2

未来への扉を開くスーパーコンピュータ

豊かな社会の実現、よりよい未来のために、私たち人類は科学技術によって様々な課題の解決に取り組んできました。現在も地球環境や宇宙開発、医療などの分野で、科学技術による挑戦が進められています。人類が限界に挑戦し、未来への扉を開くための大きな力となるのが「スーパーコンピュータ」です。これは、科学技術計算を主な目的とするコンピュータで、「とてつもなく高い計算処理能力を持つ」のが特長です。一般的なコンピュータでは解くことが困難な大規模で高度な計算を、短時間で処理することができます。
スーパーコンピュータが得意とする計算の一つが「コンピュータシミュレーション」。例えば、「地球規模での気候変動を解析する」「高温となる地球内部の構造を分析する」「宇宙創造の過程を探る」など、「規模が大きすぎる」「危険を伴う」「地球上ではできない」などといった理由で、今まで知ることが難しかった状況を、膨大な計算結果をもとにコンピュータ上に忠実に再現できます。これによって、極めて複雑な現象でも、詳細に検証することが可能となります。kyo

どれくらいの光熱費がかかるの?

スパコンの心臓部であるCPUを京は約8万8千個備え、1日約600万円強もの光熱費を消費する。CPUを搭載する計算機は約860台。一度電源を落とすと再稼働には数時間かかるため24時間年中無休での稼働が原則です。理研によると、年間の消費電力量は一般家庭約2万5千世帯分に相当するとのことです。ちなみに、光熱費以外での年間の維持費は約115億円かかります。すごいですね。。

未来のための欠かせないスーパーコンピュータ

圧倒的な計算能力を誇る、京。
稼働時間の50%は医療や防災といった国が指定する戦略プログラムに当てられます。その他にも津波などの被害を、建造物一つ一つについて予測する研究や宇宙のメカニズムを解き明かそうという研究もあります。さらに、稼働時間の30%は企業や大学などの提案から選ばれた60余りのプロ  ジェクトに当てられました。
治療に効果のある化合物を探し出すのに3年かかっていたのが僅か1日でできるようなりました。
世界でも開発が進んでいるスーパーコンピュータ。これからも私たちの暮らしに大いに役立ってくれそうです。

kyo3

2017年7月13日

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